夜の10分間は、脳のゴールデンタイム
皆さんは、寝る前に何を考えていますか?ただ眠りにつくまでスマホを眺めている、明日のことをあれこれ考えてしまい眠れない…そんな方も多いのではないでしょうか。実は、夜の10分間は、脳が最もリラックスし、記憶の整理を行う「ゴールデンタイム」なのです。この貴重な時間をどのように過ごすかで、翌日のあなたのモチベーションや心の状態が大きく左右されるということをご存知でしょうか?
寝る前の思考が、翌日のあなたを創る
脳は、睡眠中に一日の出来事を整理します。そして、その際に強く印象に残った感情を記憶に刻み込むのです。もし、寝る前に今日の失敗や嫌なことを反芻していると、そのマイナスの感情が脳に深く刻まれ、翌朝起きたときには、さらにネガティブな気持ちが増幅されているかもしれません。反対に、寝る前に楽しかったことや嬉しかったこと、将来の目標などをイメージすると、そのポジティブな感情が脳に記憶され、翌朝はやる気に満ち溢れた一日をスタートさせることができるでしょう。
今日、良いことがなかったとしても大丈夫!
「でも、今日は何も良いことがなかった…」そんな風に思う方もいるかもしれません。そんな時は、どんな些細なことで構いません。今日のランチが美味しかった、天気がよくて気分が良かったなど、少しでも嬉しいと感じたことを思い出してみましょう。
脳は現実とイメージを区別できない
「でも、そんなことではダメだ…」そう思っているあなたへ。実は、脳は現実とイメージを区別することができません。つまり、実際に楽しい経験をしてなくても、あたかも楽しい経験をしているかのようにイメージするだけで、脳はそれを現実として受け止め、幸福感を感じることができるのです。
例えば、将来叶えたい夢を具体的にイメージしてみたり、過去の楽しい思い出を鮮やかに思い出すだけでも良いのです。これらのイメージトレーニングを寝る前に習慣化することで、自然と心がポジティブな状態へとシフトしていくでしょう。
プラス思考を育むための習慣
寝る前の10分間を「幸せ」に充電する習慣は、一朝一夕に身につくものではありません。しかし、意識して続けることで、必ずあなたの心を豊かにし、より良い毎日を送るための礎となるでしょう。
寝る前の10分間をどのように過ごすか、それはあなた次第です。
- 感謝の気持ちを持つ:今日あった良いこと、感謝できることを3つ書き出してみる
- 目標をイメージする:将来叶えたいことを具体的にイメージする
- リラックスできる音楽を聴く:穏やかな音楽は心を落ち着かせ、リラックス効果をもたらします
- 日記をつける:一日の出来事を書き出すことで、気持ちを整理できます。特に悪い出来事をあった日こそ、良い事をできるだけ書きだします
これらの習慣を参考に、あなたにとって心地よい睡眠前のルーティンを見つけてみてください。
まとめ
寝る前の10分間は、あなたの心をリセットし、明日への活力となる大切な時間です。ぜひ、この時間を有効活用し、より豊かな人生を作っていきましょう。
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