脳科学に基づくメンタルトレーニング - バスケ×SBTメンタルコーチのブログ@佐々木瑛

科学的に脳と心を覚醒させるメンタルトレーニングとは？
3つの脳力とは？
① 成信力（せいしんりょく）
② 苦楽力（くらくりょく）
③ 他喜力（たきりょく）
SBTの素晴らしさを実感できる一冊
まとめ

科学的に脳と心を覚醒させるメンタルトレーニングとは？

先日、SBT1級講座を指導して頂いた株式会社サンリ代表の西田一見先生の著書『科学的に脳と心を覚醒させる最強のメンタルトレーニング』を読みました。この本は、科学的根拠に基づいたメンタルトレーニングの手法が詳しく解説されており、SBT（スーパーブレイントレーニング）を学んだ私にとっても、新たな気づきが多い一冊でした。

本書のテーマは、プラス思考・プラスイメージ・プラス感情を維持するための3つの脳力について。その中心となるのが、「成信力」「苦楽力」「他喜力」という3つの脳力です。これらの力を高めることで、どのような状況でも前向きな思考を維持し、成功へと近づくことができると説かれています。

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3つの脳力とは？

本書では、目標達成やメンタル強化のために必要な3つの脳力が紹介されています。

① 成信力（せいしんりょく）

「成功を信じる力」
成功するためには、まず自分自身を信じることが重要です。脳は「自分が達成できる」と信じることで、その目標に向かって自然と行動を最適化するようにできています。自己肯定感を高め、自分の可能性を信じる習慣をつけることで、より高い成果を生み出すことができるのです。

SBTでは、イメージトレーニングを活用し、「成功した自分」を具体的に思い描くことが推奨されています。これにより、無意識レベルで自信が高まり、行動にも変化が現れるようになります。

② 苦楽力（くらくりょく）

「苦しいことも楽しめる力」
何かを成し遂げようとすると、必ず困難や苦しみが伴います。しかし、成功する人はこの「苦しみ」を「楽しいもの」に変換する能力を持っています。これが「苦楽力」です。

例えば、スポーツ選手が厳しいトレーニングを「成長のチャンス」と捉えるように、困難を前向きに受け入れることが大切です。そのためには、目標達成の先にある「ワクワクする未来」を想像しながら努力することが効果的です。

③ 他喜力（たきりょく）

「他人を喜ばせる力」
自分の成長だけでなく、周りの人の幸せや成功を喜ぶことで、より大きなエネルギーを得ることができます。他喜力が高い人は、仲間や家族の支えを受けながら前向きに行動することができ、結果的に自分自身の成功にもつながります。

「人の役に立つことが、自分のやる気につながる」というのは、SBTでも強調されている考え方です。例えば、チームスポーツにおいて「仲間のためにプレーする」という意識を持つことで、より高いパフォーマンスを発揮することができるのです。

SBTの素晴らしさを実感できる一冊

本書では、SBT（スーパーブレイントレーニング）の基本的な考え方が分かりやすく解説されており、「なぜメンタルトレーニングが必要なのか？」が明確に理解できます。私自身、SBTを学んできた中で、「科学的に脳を鍛え、最適な心理状態を作る」ことの重要性を実感してきましたが、本書を読むことでさらに理解が深まりました。

SBTは、単なる精神論や根性論ではなく、脳科学に基づいた具体的なメソッドです。そのため、誰でも正しい方法で実践すれば、確実にメンタルを強化することができます。