SBTメンタルコーチのブログ@佐々木瑛

大谷翔平選手も高校時代に学んだSBT(スーパーブレイントレーニング)でいつでもプラス思考に切り替えられる方法を発信します。

メンタルは「気合」じゃない。心と体を操るホルモンの魔法

「今日はなんだか気分が落ち込む」 「理由もないのにイライラしてしまう」

そんな日、あなたは「自分の心が弱いからだ」と自分を責めてしまっていませんか?

実は、私たちのメンタルを大きく左右しているのは、性格のせいでも、気合や根性が足りないからでもありません。その正体は、体内で分泌される「ホルモン」です。

ホルモンとは、私たちの感情や意欲、ストレスへの耐性をコントロールする化学物質のこと。つまり、このホルモンの分泌メカニズムを知り、自分でコントロールできるようになれば、波立ちやすいメンタルを穏やかに、そして前向きに保ちやすくなるのです。

心を支える「3つのハッピーホルモン」

自分のメンタルを乗りこなすために、まずは代表的な3つの「ハッピーホルモン」を知っておきましょう。

1. セロトニン(安心・安定のホルモン) 心のバランスを保ち、穏やかな幸福感をもたらす「心の指揮者」です。不足すると不安感が増したり、落ち込みやすくなったりします。

2. ドーパミン(意欲・達成のホルモン) 「やる気」や「ワクワク」の源泉です。目標に向かって頑張る力や、何かを達成した時の強い喜びを生み出します。

3. オキシトシン(愛情・つながりのホルモン) 人との関わりやスキンシップによって分泌され、ストレスを優しく洗い流して強い安心感を与えてくれます。

ホルモンは、毎日の「小さな行動」で操れる

「体内で分泌されるものをコントロールする」と聞くと難しそうに感じるかもしれません。しかし、ホルモンは私たちの日常のちょっとした行動で、意図的に分泌を促すことができます。

  • 朝、カーテンを開けて深呼吸する 起床後に太陽の光を浴びることで、セロトニンの分泌スイッチがオンになります。朝の光は、夜の良質な睡眠にも繋がります。

  • リズミカルな運動を取り入れる 15分程度のウォーキングや、一定のリズムでよく噛んで食事をすることも、セロトニンを増やすのに非常に効果的です。

  • 「超」がつくほど小さな目標を達成する 「本を1ページだけ読む」「引き出しを1段だけ片付ける」など、ハードルの低いタスクをクリアするだけで、ドーパミンはしっかりと分泌され、次のやる気を引き出してくれます。

  • 心地よいコミュニケーションをとる 家族やペットとの触れ合い、気心の知れた友人との会話は、オキシトシンを満たし、心のトゲを丸くしてくれます。

心が疲れたら、まずは「体」から動かしてみる

メンタルが落ち込んでいる時、無理にポジティブになろうとしたり、心そのものを奮い立たせようとするのは至難の業です。そんな時こそ、「心」を直接どうにかしようとするのではなく、「体(ホルモン)」からアプローチしてみてください。

まずは明日、いつもより少しだけ長く朝日を浴びてみる。 たったそれだけの選択が、あなたのメンタルを整え、新しい一日を心地よくスタートさせる強力なスイッチになるはずです。