バスケ×SBTメンタルコーチのブログ@佐々木瑛

大谷翔平選手も高校時代に学んだSBT(スーパーブレイントレーニング)でいつでもプラス思考に切り替えられる方法を発信します。

脳への問いかけを変えることで人生を好転させる

 

前回は、言葉の言い換えによって、目標達成に必要な行動を促し、不要な行動を抑制する方法についてお話しました。今回は、一歩進んで、脳への問いかけ方を変えることで、「思い」そのものを変え、行動をコントロールする方法について深堀りしていきたいと思います。

 

<前回記事はこちら>

hisakky-mental.hatenablog.com



脳は万能の質問箱!問いかけ一つで思考が変わる

実は、私たちの脳は、どんな質問にも答えようとする驚くべき特徴を持っています。例えば、仕事や勉強中に「どうしてできないんだろう?」とネガティブな質問を投げかけると、脳は「能力がない」「頭が悪い」といった、できない理由を探し出し始めます。

しかし、逆に「どこまでならできているのか」「どうしたらできるようになるのか」と、プラスの質問に変えてみると、今度はできる理由や解決策を見つけ出すよう、思考が切り替わります。

このように、脳への問いかけ方一つで、私たちが物事に対して抱く「思い」が大きく変化し、結果として行動も変わってくるのです。

脳への問いかけは大きく2種類

脳への問いかけは、大きく分けて2つの種類に分けられます。

  1. 願望を抱かせる質問: 「どんな良いことがあるのか?」という質問です。

    • 例:「この目標を達成したら、どんな気持ちになれるだろう?」
    • 例:「この習慣を続けたら、将来どんな自分になっているだろう?」
  2. 恐怖を抱かせる質問: 「どんな悪いことがあるのか?」という質問です。

    • 例:「この目標を達成できなければ、どんなことになるだろう?」
    • 例:「この習慣を続けなければ、将来どんな後悔をするだろう?」

具体的な例で考えてみよう

例えば、あなたはゲームやパチンコに時間を費やしてしまい、目標達成が遠ざかっている状況だとしましょう。

  • 願望を抱かせる質問: 「ゲームをやめて勉強に時間を当てたら、どんな良いことがあるだろう?」→ 「テストの点が上がる」「将来やりたい仕事に近づける」
  • 恐怖を抱かせる質問: 「このままゲームばかり続けていたら、どうなるだろう?」→ 「目標達成が遅れる」「将来後悔する」

このように、願望に焦点を当てた質問をすることで、目標達成へのモチベーションを高め、恐怖に焦点を当てた質問をすることで、現状を変えるための行動を促すことができます。

脳の特性を活かして、理想の自分へ

私たちの脳は、どんな質問にも答えようとする万能の質問箱のようなものです。普段から、どんな質問を自分に投げかけているのか、意識してみましょう。

  • ネガティブな質問: 「どうしていつもダメなんだろう」「私には無理だ」
  • プラスの質問: 「どこまでならできているのか」「どうしたらできるようになるのか」

質問を変えるだけで、思考のパターンも変わり、行動も変わってきます。

今日から、意識的にプラスの質問を心掛けてみましょう。

  • 「私はできる」
  • 「必ず目標を達成する」
  • 「毎日少しずつでも成長している」

このような肯定的な自己暗示を繰り返すことで、自信がつき、行動力も向上します。

まとめ

脳への問いかけ方を変えることは、自分の人生を大きく変えるための第一歩です。

  • 脳は、どんな質問にも答えようとする
  • 質問を変えることで、思考も行動も変わる
  • プラスの質問を心掛けることで、目標達成に近づく

ぜひ、今回の内容を参考に、あなたも脳の使い方をマスターし、理想の自分へと進んでいきましょう。

【ポイント】

  • 具体的な質問を心掛ける
  • 毎日、自分に質問する時間を設ける
  • 周りの人に相談してみる
  • 思考を書き出す習慣をつける

 

 

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