こんにちは。
突然ですが、あなたは人から褒められたとき、とっさにどんな言葉を返していますか?
「今日の服、素敵ですね!」 「今回の仕事、すごく良かったです!」
そんな嬉しい言葉をもらった時、反射的にこう答えていませんか?
「いえいえ、そんなことないです!」 「いやあ、たまたまですよ」
日本では「謙遜」が美徳とされているため、つい自分を下げて相手を立てようとしてしまいがちです。しかし、実はこの「そんなことないです」という否定の言葉が、あなたの脳と心にとって、非常に勿体ない、むしろ危険な行為だということをご存知でしょうか?
今日は、褒め言葉を素直に受け取ることが、なぜあなたの人生を好転させるのか、脳科学の視点からお話しします。
脳はあなたの言葉を「真実」として処理する
私たちの脳には、「口にした言葉を実現しようとする」という強力な性質があります。
あなたが謙遜のつもりで発した「私なんてまだまだです」「そんなことないです」という言葉。あなたの理性は「これは社交辞令としての謙遜だ」と分かっていても、脳の深い部分(潜在意識)はそれをジョークや謙遜とは認識しません。
脳は、その否定の言葉をそのまま事実として受け取ります。
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「ああ、自分はすごくないんだ」
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「自分はまだまだダメな人間なんだ」
そう認識した脳は、無意識のうちに「ダメな自分」でいようと行動や思考を調整し始めてしまうのです。つまり、褒め言葉を否定することは、自分で自分に「私は価値がない」という呪いをかけているのと同じことなのです。
これでは、せっかく相手があなたに見出してくれた「良さ」や「才能」を、自ら握りつぶしてしまうことになります。
「ありがとう」は魔法の肯定スイッチ
では、どうすれば良いのでしょうか?答えはとてもシンプルです。
褒められたら、どんなに照れくさくても、まずは「ありがとうございます」と受け取ることです。
「素敵ですね」と言われたら、「ありがとうございます、嬉しいです!」と返す。 この時、脳の中では素晴らしいことが起きています。
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自己肯定感の強化: 肯定的な言葉を口にすることで、脳は「自分は褒められる価値がある人間だ」と認識し、セルフイメージが向上します。
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能力の開花: 「自分はできる」という認識が生まれると、脳はその状態を維持しようと働き、パフォーマンスが自然と上がります。
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相手もハッピーに: 褒めた相手にとっても、否定されるより「ありがとう」と笑顔で受け取ってもらった方が、「言ってよかった」と嬉しい気持ちになります。
つまり、「ありがとう」と返すだけで、自分も相手も幸せになり、さらに自分の能力までアップするという、良いことづくめなのです。
素直になれない時の「プラス一言」テクニック
とはいえ、長年の癖でどうしても「いえいえ」と言いたくなってしまう人もいるでしょう。そんな時は、こんな言葉を付け加えてみてください。
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「恐縮です、でもそう言っていただけて光栄です」
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「皆様のおかげです、ありがとうございます」
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「(照れますが)嬉しいです!」
クッション言葉を使いつつも、最後は必ず肯定的な言葉で締めくくるのがポイントです。
まとめ
褒め言葉は、相手からのプレゼントです。 プレゼントを受け取らずに突き返す人はいませんよね。言葉も同じです。
次に誰かがあなたを褒めてくれたら、否定の言葉をグッと飲み込んで、最高の笑顔でこう言ってみてください。
「ありがとうございます!」
その一言が、あなたの脳を「成功脳」へと書き換え、自己肯定感を高める最強のスイッチになります。今日から、褒め言葉は全力で受け取っていきましょう!
