バスケ×SBTメンタルコーチのブログ@佐々木瑛

大谷翔平選手も高校時代に学んだSBT(スーパーブレイントレーニング)でいつでもプラス思考に切り替えられる方法を発信します。

集中力を高めるための鍵:終わりの時間を決める

集中力を保ち、効率的にタスクをこなすためには、時間の使い方が非常に重要です。その中でも、最も効果的な方法の一つが「終わりの時間を決める」というシンプルなルールです。意外とこのルールを実践していない人が多いのですが、これを意識するだけで驚くほど集中力が向上し、結果的に仕事や学習、練習の質が上がります。

 

始める時間は決めるのに、終わる時間は?

私たちは何かを始めるとき、よく「何時に始めるか」を決めます。例えば、仕事を午後1時から始める、ランニングを朝7時に始める、などです。しかし、「何時に終わらせるか」を明確に決めずにスタートすることが多いのではないでしょうか?

終わりの時間が決まっていないと、タスクが次々と膨らんでいきます。「これもやらなければ」「あれも忘れていた」と考え、やるべきことがどんどん増えてしまうため、結局すべてが中途半端になり、集中力も散漫になります。その結果、効率は下がり、時間だけが過ぎてしまいます。

 

「終わりの時間」を決めることで集中力を高める

一方で、終わりの時間をあらかじめ設定しておくと、その時間内でやるべきことを絞り込む必要があります。この「制限時間」を設けることで、自然と優先順位を意識し、集中すべきことに集中することができるのです。何をやるかだけでなく、何をやらないかという選択が必要になります。この判断が、集中力を保つ大きなポイントです。

 

スポーツ練習でも同じ効果が

この考え方はスポーツの練習にも有効です。多くのチームやアスリートは集合時間や練習開始時間をしっかり守りますが、意外と練習の終了時間を曖昧にしていることが多いです。公共施設を利用している場合、施設の利用時間に合わせて練習が終了するため、自然と時間が区切られますが、自由に使える環境ではダラダラと練習が長引いてしまうことがあります。

スポーツの練習ではやるべきことが無限にありますが、全てを完璧にこなすことは現実的ではありません。だからこそ、終わりの時間を決めて、優先事項に集中することが重要です。限られた時間の中で練習することで、効率的かつ集中力を高める練習が可能になります。

 

 仕事でも「終わりの時間」は必要

仕事においても同様です。終わりの時間が決まっていないと、ずるずると仕事を続けてしまい、気づけば無駄な時間が増え、生産性が低下してしまいます。明確な終わりの時間を設けることで、その時間内に全力で取り組む姿勢が生まれ、結果として集中力が高まります。また、時間を意識することで仕事の優先順位も自然と整理され、無駄な作業を省くことができます。

 

終わりの時間を決めることで生まれるメリット

「終わりの時間を決める」という方法には、集中力を高める効果だけでなく、他にも多くのメリットがあります。例えば、仕事や練習に明確な終了時間を設けることで、趣味や家族との時間、リラックスするための時間が確保できます。これにより、生活のバランスが取れ、心身のリフレッシュが図れるのです。

ストレスが溜まりやすい現代社会において、バランスの取れた生活は非常に重要です。終わりの時間を決めることで、仕事や練習に全力で集中した後は、しっかりとリラックスした時間を確保し、次のタスクや練習に備えることができます。これにより、長期的に見ても、持続的な集中力を保つことが可能になるのです。

 

終わりの時間を意識して、今日から実践しよう

「終わりの時間を決める」というシンプルなルールを、ぜひ今日から実践してみてください。仕事や練習だけでなく、日常のあらゆる場面でこの方法を取り入れることで、驚くほど集中力が高まり、効率的に物事を進めることができるでしょう。集中力を持続させるための第一歩として、終わりの時間をしっかり決める習慣を身につけましょう。

 

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