バスケ×SBTメンタルコーチのブログ@佐々木瑛

大谷翔平選手も高校時代に学んだSBT(スーパーブレイントレーニング)でいつでもプラス思考に切り替えられる方法を発信します。

状況変化による感情の切り替え

日常の小さな変化が、心を大きく変える

一日の中で状況が変わる場面は何回もあります。例えば、朝、家を出る時、職場に着く時、昼食を食べに行く時などが挙げられます。こうした状況の変化は、私たちが日々経験するものです。しかし、これらの状況変化の瞬間は、単なる日常の一部に留まらず、実は感情を切り替える絶好のチャンスでもあります。

なぜ状況変化が感情の切り替えに繋がるのか?

感情の切り替えは、私たちがより効果的に日常生活を送るために重要です。大切なのは、その状況に応じた切り替えのスイッチを予め作っておくことです。脳は、思っていることよりも実際に発する言葉や行動を信じる傾向があります。ですから、状況が変わる場面ごとに、特定の言葉や動作を決めておくことで、より簡単に気持ちを切り替えることができるのです。

日常生活での感情のスイッチの作り方

例えば、家を出る前に「今日も頑張るぞ」と声に出して言う、職場に着いたら深呼吸をして「集中しよう」とつぶやく、昼食前に「リフレッシュして午後も頑張る」とつぶやくなど、こうしたシンプルな行動や言葉が、感情のスイッチとして機能します。これにより、気持ちを切り替えて次のタスクにスムーズに移ることができるのです。

スポーツ選手が実践する感情の切り替え

この感情の切り替えは、スポーツの世界でも同様に重要です。例えば、バスケットボールでは、フリースロータイムアウト、ピリオドの終わりなど、ゲームの進行中に状況が変わる場面が多々あります。選手たちは、その都度気持ちを切り替える必要があります。特に、試合の中でうまくいかない時間帯があったとしても、次のプレーに向けてリセットしなければなりません。

良くない時間帯やピリオドがあることを前提にして、予め状況に応じて感情を切り替えるスイッチを作っておくと、試合中でも冷静さを保つことができます。例えば、タイムアウトの間にコーチが選手に「リラックスして、自分のプレーに集中しよう」と声をかけたり、選手自身が「次のプレーに全力を尽くそう」と決意することで、気持ちを切り替えることができます。

日常生活でも応用できる感情の切り替え

私たちの日常生活においても、スポーツと同じように感情の切り替えが重要です。毎日の小さな状況変化を活用して、自分の気持ちをリセットする習慣をつけることで、より充実した日々を過ごすことができるでしょう。そのためには、自分に合ったスイッチを見つけて、それを習慣化することが大切です。

まとめ:感情のスイッチで、より豊かな毎日を

一日の中で状況が変わる場面は、感情を切り替えるチャンスです。自分に合った言葉や動作を決めておくことで、脳を騙し、気持ちを簡単に切り替えることができます。スポーツにおける状況変化のように、日常生活でも同様の切り替えを行うことで、より効果的に過ごすことができるでしょう。

具体的なスイッチの例

  • 起床時: 「今日も良い一日になる!」と声に出して言ってみる
  • 通勤中: 好きな音楽を聴いたり、自然の音を聞きながらリラックスする
  • 仕事開始前: 深呼吸をして目標を明確にする
  • 休憩時間: ストレッチをしたり、軽い運動をする
  • 仕事終わり: 明日のTo Doリストを作成する
  • 寝る前: その日の良かったことを3つ書き出す

感情の切り替えのコツ

  • シンプルで覚えやすい言葉を選ぶ: 長く複雑な言葉よりも、短く覚えやすい言葉の方が効果的です。
  • 具体的な行動と組み合わせる: 単に言葉を発するだけでなく、深呼吸やストレッチなど、具体的な行動と組み合わせることで効果が高まります。
  • 自分にとって心地よい言葉や行動を選ぶ: 人によって効果的な言葉や行動は異なります。自分に合ったものを選びましょう。
  • 習慣化することが大切: 一度や二度で効果が出るわけではありません。継続して行うことで、自然と感情の切り替えができるようになります。

より豊かな毎日を送るために

感情のスイッチを活用することで、私たちはより積極的に、そして前向きに毎日を送ることができます。ぜひ、今日からあなたの生活に取り入れてみてください。

 

 

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